Feasibility Study of the Application of Facilitated Transport Membrane for Separation for CO2 from Flue Gases
Autor: | Norifumi Matsumiya, Kenji Haraya, Hideto Matsuyama, Masaaki Teramoto, Hiroshi Mano |
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Rok vydání: | 2004 |
Předmět: | |
Zdroj: | KAGAKU KOGAKU RONBUNSHU. 30:752-757 |
ISSN: | 1349-9203 0386-216X |
DOI: | 10.1252/kakoronbunshu.30.752 |
Popis: | 燃焼排ガスからの二酸化炭素除去への促進輸送膜の適用を, コンピューターシミュレーションにより検討した. 燃焼排ガス源としては100万kWの天然ガス火力発電所と石炭火力発電所を, 促進輸送膜としては2,3-ジアミノプロピオン酸 (DAPA) をキャリアとしたゲル塗布膜を選択した. 発電所から放出されるCO2の50%を回収し90%に濃縮した後, 気体で輸送するケースでは, CO2の回収に要する電力は天然ガス火力発電所, 石炭火力発電所でそれぞれ発電量の8.39%と10.55%であった. CO2分離コストはそれぞれ359円/kmol-CO2と283円/kmol-CO2であった. また, 発電所から放出されるCO2の50%を回収し, 膜分離後液化し99.9%に濃縮し輸送するケースでは, CO2の回収に要する電力は天然ガス火力発電所, 石炭火力発電所でそれぞれ発電量の11.1%と14.5%であった. CO2分離コストはそれぞれ247円/kmol-CO2と354円/kmol-CO2であった.促進輸送膜によりCO2を分離・回収するシステムが経済性に優れるシステムであることを推定した. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |