A case of uterine pure rhabdomyosarcoma

Autor: Hisaaki Kunizane, Yoshiomi Mori, Hideaki Satoh, Tsutomu Koizumi
Rok vydání: 1992
Předmět:
Zdroj: The Journal of the Japanese Society of Clinical Cytology. 31:531-535
ISSN: 1882-7233
0387-1193
DOI: 10.5795/jjscc.31.531
Popis: 子宮原発の横紋筋肉腫で, ほかの間葉系の肉腫や上皮性の要素を含まない純粋横紋筋肉腫を経験したので報告する. 症例は, 63歳の女性で, 不正性器出血, 下腹部痛を主訴として来院. 内診で筋腫分娩を指摘され, 子宮内膜生検にて肉腫が疑われたことから子宮卵巣摘出術が施行された. 筋腫部の捺印細胞診では, 紡錘状ないしラケット状を呈する腫瘍細胞を多数認め, 核は長楕円形, 類円形を呈し, 核が細胞質より突出してみられた. 核クロマチンは細顆粒状で明瞭な核小体を1ないし数個有していた. また, 組織化学的検索では, desmin, myoglobin, CPK-mmがともに陽性の像を示し, 電顕的にも筋細線維と筋線維を認めた. しかし, 多数の標本の検索にても, ほかの間葉形由来の肉腫成分, 上皮性成分などを認めないことから子宮に原発した純粋横紋筋肉腫と診断した
Databáze: OpenAIRE