MULTIPLE JEJUNAL GASTROINTESTINAL STROMAL TUMORS IN A PATIENT WITH VON RECKLINGHAUSEN'S DISEASE

Autor: Shingo Kameoka, Shohken Chin, Jun Murata, Ryoichi Fujita, Toru Narita, Yoshitetsu Kawa
Rok vydání: 2006
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 67:1596-1599
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.67.1596
Popis: われわれはvon Recklinghausen病に空腸多発GISTを併発した症例を経験したので報告する.症例は63歳の男性で,黒色便で近医を受診して貧血を指摘され,当院に紹介された.上部消化管造影と腹部CTで空腸腫瘍と診断し, 2004年10月手術を施行した.空腸起始部に5.5cm大,壁外発育型の腫瘍を認め,また,その近くにも小さい空腸腫瘍を認めた.主病変に対し空腸部分切除を施行し,小さい空腸腫瘍に対し楔状切除術を行った.病理組織検査で両病変は紡錘形細胞が錯綜して増生する腫瘍であった.免疫染色では両腫瘍ともc-kit, CD34, S-100が陽性で, SMAが陰性であった.両腫瘍とも粘膜下層から漿膜下層に存在したので,空腸多発GISTと診断した.術後11カ月現在再発を認めなかった.
Databáze: OpenAIRE