Autor: |
Ryo Kozu, Takako Tanaka, Masaharu Asai, Hideaki Senju, Chika Kitagawa |
Rok vydání: |
1994 |
Předmět: |
|
Zdroj: |
Journal of exercise physiology. 9:15-21 |
ISSN: |
0912-7100 |
Popis: |
呼吸理学療法(CPT)に役立てる目的で,慢性呼吸器疾患患者42例を対象に,酸素飽和度(SpO2)を測定しながら6分間歩行距離(6MD)テストを行い,SpO2反応による各評価項目〔肺機能・血液ガス・Hugh-Jonesの息切れ分類(H-J)・ADLスコア〕の相違,及びCPTの効果について検討した。SpO2反応から3群に分類し,各評価項目を比較したところ,SpO2の低下が著明であるほど肺機能障害が強く,重症度が高いことが認められ,ADL上の制限も大きかった。またCPTを終了した31例に対し再評価を行ったところ,SpO2反応による各評価項目改善率の相違はなかった。H-JやSpO2反応は,SpO2が著明に低下した群でも改善が認められた。しかし,SpO2反応がCPT後低下する症例もあり,患者への指導について多くの示唆を得ることができた。6MD中のSpO2測定は,運動耐容能だけでなく,患者の重症度の把握,運動の制限因子などの検討にも役立つと考えられた。 |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
|