A study on performance error in human information processing task-Modeling the relationship among the quantity of the presented character-information, the difficulty of the information transition and the error-ratio
Autor: | Murako Saito, Naotake Hirasawa, Mitsuhiko Karashima, Tsutomu Anazawa |
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Rok vydání: | 1997 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Japanese journal of ergonomics. 33:151-162 |
ISSN: | 1884-2844 0549-4974 |
DOI: | 10.5100/jje.33.151 |
Popis: | 本研究では, 文字情報提示量の上限指針を検討するための基礎資料として, 内的情報処理として提示文字情報の変換処理に着目し, その難易度, 文字情報提示量とエラー率の関係を表すモデルの構築を試みた. モデルは心理学知見を基に短期記憶の受動的崩壊と作業記憶における干渉の概念を用いて統計モデルの形で構築された. 提示文字情報の変換処理が4水準で異なる提示文字情報処理課題を用いた実験を行い, 適合度検定 (χ2検定) によりモデルの適合性の検証を行った. その結果, モデルは提示文字情報の変換処理の難易度変化があまり大きくない範囲では, 文字情報提示量とエラー率の関係に対し高い適合性を示した. さらに情報処理方略, 提示文字種が異なり, 提示文字情報の交換処理の難易度が大きく異なる3つの提示文字情報処理課題を用いた実験結果を用いて同様にモデルの適合性の検証を行った. その結果モデルは, 提示文字情報処理課題の情報処理方略, 提示文字種が異なり, 変換処理の難易度が大きく異なる場合でも, 文字情報提示量とエラー率の関係に対し高い適合性を示し, モデルの柔軟性が示された.以上のことより, 本研究で提案するモデルは, 多くの提示文字情報処理課題における提示文字情報の変換処理の難易度, 文字情報提示量とエラー率の関係が記述できるモデルである可能性が示された. |
Databáze: | OpenAIRE |
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