The Influence of Addition of Ethylene-b-Acrylate Copolymer in Polypropylene Filled with CaCO3 on the Mechanical Properties of the Composite
Autor: | Kazuya Nagata, Shigeki Hikasa, Mototsugu Yosihara, Kazuhiko Maekawa, Yukiatsu Komiya |
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Rok vydání: | 2004 |
Předmět: | |
Zdroj: | KOBUNSHI RONBUNSHU. 61:573-577 |
ISSN: | 1881-5685 0386-2186 |
DOI: | 10.1295/koron.61.573 |
Popis: | ポリプロピレン (PP) /炭酸カルシウム (CaCO3) 複合材料において, ポリオレフィンとカルボキシル基を有するポリ (メタ) アクリレートからなるブロック共重合体の添加効果について検討した. PP, ブロック共重合体, CaCO3をブレンドし, 二軸押出機を用いて混練することにより複合材料試料を調製した. 得られた複合材料サンプルについて, 力学特性の結果から界面状態に関して考察した. 炭酸カルシウムを50Wt%充填したポリプロピレン複合材料において, ポリオレフィン部分が超低密度ポリエチレン (PE-diblock) のものを添加した場合, 衝撃強度が未添加では13kJ/m2であったものが, フィラーに対して1wt%添加で25kJ/m2, 5wt%添加で38kJ/m2と少量の添加で衝撃強度が急激に向上した. また, 弾性率が未添加では2400MPaであったものが, フィラーに対して1wt%添加で2100MPa, 5wt%添加で1500MPaと少量の添加剤の存在で弾性率が大きく低下した. これら力学特性はマトリックスPP/CaCO3界面にPE-diblockがマトリックス中のEPR成分を伴いながら存在することを示唆している. |
Databáze: | OpenAIRE |
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