Reconstruction for cases of larynx-preserving partial hypopharyngo-laryngectomy using anterolateral thigh flap

Autor: Youichi Seino, Yoshiyuki Hirasawa, Katsuhiro Ishida, Takakuni Kato, Youjirou Makino, Kensuke Aoki, Mitsuru Uchida
Rok vydání: 2010
Předmět:
Zdroj: Toukeibu Gan. 36:67-72
ISSN: 1881-8382
1349-5747
DOI: 10.5981/jjhnc.36.67
Popis: 2004年12月~2009年1月までに当院にて喉頭温存下咽頭,喉頭部分切除,即時再建を施行した22例を検討した。使用皮弁の内訳は前腕皮弁が16例,前外側大腿皮弁が3例,遊離空腸が3例であった。22例中18例(81%)で術後スピーチカニューレ抜去が可能であった。22例中常食摂取は17例(77%)で,常食以外の摂取形態は全粥・軟菜食が4例でミキサー食・補助栄養食が1例であった。再建皮弁別の食事形態に関しては前腕皮弁と前外側大腿皮弁に有意な差は認めなかった。今回の検討結果より,粘膜欠損の範囲に術後の嚥下機能は比例すると考えられる。健側の梨状陥凹まで切除範囲が及ぶもの,頸部食道が半周以上切除される症例の機能温存は難しい傾向にあった。前外側大腿皮弁は採取部の一期縫縮が可能で,前腕皮弁に代わる皮弁となりうる可能性が示唆された。
Databáze: OpenAIRE