Significance of the benthic animals as the indicators of BOD and the daily minimum DO in stream

Autor: Yoko Iyama, Ikuko Yasuda
Rok vydání: 1988
Předmět:
Zdroj: Japan journal of water pollution research. 11:362-370,353
ISSN: 0387-2025
DOI: 10.2965/jswe1978.11.362
Popis: 河川における底生動物の有機汚濁に対する指標性の解明を目的として, 特にDOの日周変化とBODに着目して, os, βms, αmsの水域を対象に調査, 検討を行った。調査水域は富山県内の数河川である。その結果以下のような知見が得られた。 (1) 底生動物は, DO日最低値を指標できる生物群 (Aグループ) とBODを指標できる生物群 (Bグループ) に分けられる。Aグループの生物の出現はDO日最低値70%以上 (夏季), 80%以上 (秋季) であることを示し, Bグループの生物の出現はBOD 1.0mg・l-1以上 (夏季), 1.3mg・l-1以上 (秋季) であることを示す。 (2) Aグループの生物が出現する水域をos, A, B両グループの生物が共存する水域をβms, Bグループの生物が出現する水域をαmsとする生物学的水質判定において, 各水質階級に対応するBODとDO最低値の相関図を呈示し, 指標としてこの意義を明らかにした。
Databáze: OpenAIRE