POSTOPERATIVE APPROACH TO RESIDUAL COMMON BILE DUCT STONE AND HEPATIC STONE USING CHOLEDOCHOFIBERSCOPE

Autor: Hironaru Fukushima, Hiroharu Isomoto, Jinryo Takeda, Ken Hashimoto, Tsuyoshi Adachi, Seiichi Kobukada, Yutaka Yamauchi
Rok vydání: 1980
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 13:850-855
ISSN: 1348-9372
0386-9768
DOI: 10.5833/jjgs.13.850
Popis: 1976年より1979年までの4年間に遺残結石症10例, 肝内結石症5例に対して術後胆道価erscopeによる結石除去を行った.その結果, 総胆管結石症に伴う遺残結石症は平均1.8回のapproachで全症例に結石摘除が可能であり, 予後は最長36ヵ月, 最短3ヵ月であるが, 全例にほぼ満足すべき結果を得た.一方, 肝内結石症の5例では予後良好例は2例にすぎなかった.とくに結石摘除が完全になされたと思われた3例のうち1例は胆管炎を併発死亡し, 不完全摘除例の2例中1例は16ヵ月後に左右肝内胆管に結石の充満をきたした.症例が少なく結論を出すのは早計とも考えられるが, 総胆管結石症に伴う遺残結石に対しては術後胆道Hberscorpeによる切石は根治的な方法といえるが, 原発性肝内結石症における位置づけはむしろ術中精査法として有用であり, 術後の切石による根治性はあまり期待できないと思われた.
Databáze: OpenAIRE