A CASE OF GASTROINTESTINAL STROMAL TUMOR OF THE RECTUM DIAGNOSED PREOPERATIVELY

Autor: Shinobu Yamada, Masanao Yamazaki, Hajime Tanaka, Yoshiaki Koh, Yuhiko Fuyuhiro, Atsunori Nitta
Rok vydání: 2005
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 66:1684-1689
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 症例は55歳,男性.平成15年4月人間ドックにて直腸指診を施行したところ肛門縁より約3cmの直腸壁左側に約3cm大の弾性硬で表面平滑な隆起状腫瘍を触知したため,当科紹介受診した.大腸内視鏡検査では直腸Rb領域に約1/4周を占める,潰瘍や陥凹を伴わない表面平滑な腫瘍を認めた.骨盤MRIでは直腸左側にT1, T2強調画像で等信号を示し,直腸内腔および壁外へ突出する3×2cm大の腫瘤を認めた.周囲組織への浸潤やリンパ節腫大は認めなかった.針生検可能と判断し経肛門的に針生検を施行し, HE染色で紡錘形細胞の充実性増殖を認め,免疫組織染色ではCD34強陽性,平滑筋アクチン陰性, S100陰性でありGISTと診断された.リンパ節郭清は不要,肛門機能の温存可能と判断し,経仙骨的直腸部分切除術を行った.術後約20カ月を経過したが局所再発,遠隔転移はみられない.
Databáze: OpenAIRE