Lamivudine treatment for cirrhotic patients with hepatitis B virus infection

Autor: Yoshiyuki Ueno, Takehiko Igarashi, Yutaka Mano, Toshiaki Ojima, F. Nagakasi, Tooru Shimosegawa, Motoyasu Ishii, Hirofumi Niitsuma, Koju Kobayashi, Hong Shan
Rok vydání: 2001
Předmět:
Zdroj: Kanzo. 42:348-352
ISSN: 1881-3593
0451-4203
Popis: B型肝硬変5例 (男性3例, 女性2例, 年齢28-53, 中央値44歳) に対してラミブジンを投与し, その有用性について検討した. ラミブジン投与開始時と投与9カ月目の比較では, 総ビリルビンが0.7-6.2中央値3.1mg/dlから0.8-3.1中央値0.8mg/dlへ, ALTが50-268中央値74IU/lから19-44中央値30IU/lへ, TTTが20.1-33.1中央値29.9 Kunkel から5.5-19.8中央値14.3 Kunkel へ, アルブミンが3.1-4.8中央値3.5g/dlから3.1-5.1中央値3.9g/dlへ, コリンエステラーゼが79-211中央値94IU/lから118-315中央値206IU/lへ, HBV DNAが108.00-108.92中央値108.32copies/mlから102.00未満-105.30中央値102.00copies/ml未満へと改善した. 肝硬変症例に対するラミブジン投与は, 肝炎を鎮静化するだけでなく, 肝予備能の改善をも期待し得る治療法であると考えられた.
Databáze: OpenAIRE