Numerical Trends in Surgical Cases of Rectal Cancer at Saku Central Hospital and Future Direction of Club of Patients with Artificial Anus and Bladder

Autor: Yoshio Shimizu
Rok vydání: 1998
Předmět:
Zdroj: JOURNAL OF THE JAPANESE ASSOCIATION OF RURAL MEDICINE. 47:589-595
ISSN: 1349-7421
0468-2513
DOI: 10.2185/jjrm.47.589
Popis: 佐久総合病院の人工肛門・人工膀胱の患者会は, 1988年に発足して以来10年を経過した。佐久総合病院における1977年より1996年までの20年間の直腸癌の手術数の推移をみると, 総数では増加傾向にあるものの直腸切断術症例数は減少傾向にある。また, 泌尿器科にては, 過去9年間において回腸導管・尿管皮膚痩造設手術数は概ね変化はないものの, 術後のQOLを考えると今後continent reservoirあるいはneobladderが増加してくるものと思われる。このような状況下において, 会員の高齢化によって会員登録を抹消するcaseもあることを考えると, 患者会の会員数は今後減少していくことが予想される。ストーマ造設手術数減少傾向のなかで, 今回, 今後の患者会運営の方向性を探る目的にて, アンケート調査を行った。その結果, これまでの会運営は概ね支持されており, ストーマリハビリテーション・社会保障相談などを目的とした患者会に寄せる期待は大きいものと思われた。ストーマ患者数ひいては新規患者会会員数の増加が多くは見込まれないとしても, 患者会運営に病院そして関連スタッフが積極的に関与していかなければならないものと思われた。
Databáze: OpenAIRE