A Case of Gastric Cancer Presented with Leser-Trelat Sign Esophageal Multiple Papilloma
Autor: | Ryuichi Hamazoe, Yoichi Kinugasa, Masayuki Ataka, Yoko Murata, Kenichi Sumi, Atsuo Oka |
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Rok vydání: | 2001 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 62:2177-2180 |
ISSN: | 1882-5133 1345-2843 |
DOI: | 10.3919/jjsa.62.2177 |
Popis: | 症例は73歳,男性.四肢の疣贅が出現し,急速に増悪するため近医受診.胃カメラを施行され,胃癌と診断された.食道多発性乳頭腫を合併しており, Leser-Trelat徴候と食道多発性乳頭腫を合併した胃癌と診断して幽門側胃切除術と皮膚生検を施行した.胃癌の病理組織診断では,原発巣とリンパ節に腺癌のなかに一部扁平上皮癌がみられた.皮膚生検では,脂漏性角化症と診断された.本症例では,疣贅,食道多発性乳頭腫がみられ,また,胃癌やリンパ節の一部に扁平上皮癌がみられており,非常に興味深い所見である. Leser-Trelat徴候の発現機序はepidermal growth factor等の関与が報告されているが,不明である.今回EGF, KGF, IL12をそれぞれの病変部で免疫染色を行い,胃癌原発巣からの増殖因子の産生を調べたが,今回の検討ではhumoral mediatorは証明できなかった. |
Databáze: | OpenAIRE |
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