A CASE OF CECAL CANCER PRESENTED WITH INTUSSUSCEPTION IN A YOUNG WOMAN

Autor: Katsutoshi Murase, Yutaka Ozeki, Ryusei Matsuyama, Naomasa Yoshida, Yasuhiro Sumi
Rok vydání: 2005
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 66:661-664
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.66.661
Popis: 症例は33歳,女性.持続する右下腹部痛があり,血液検査で貧血と炎症反応の上昇を認め入院した.腹部CTで回盲部の炎症を疑い,腫瘍の可能性も考慮し,緊急手術を施行した.開腹すると,虫垂から盲腸にかけての部分が,上行結腸内に重積しており,その先端に大きさ50×40mmのIp型の腫瘍を認めた.腫瘍が先進部となった腸重積と診断し,回盲部切除術を施行した.病理組織学的検査で,腫瘍は高分化型腺癌,壁深達度m, n(-), ly0, v0, Stage0であった.腫瘍は周辺に厚い筋層を伴っており,盲腸から発生していた.大腸癌による腸重積は,大腸周囲の結合組織が脆弱化した高齢者に多く,若年者は極めて稀である.過去10年間の本邦報告例は自験例を含めて5例のみであり,文献的考察を加えて報告する.
Databáze: OpenAIRE