A CASE OF CHONDROSARCOMA OF THE RIB

Autor: Hideaki Kurioka, Yasuo Ueshima, Chol-joo Lee, Masashi Yamanami
Rok vydání: 2006
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 67:55-58
ISSN: 1882-5133
1345-2843
DOI: 10.3919/jjsa.67.55
Popis: 軟骨肉腫のなかで肋骨を原発とするものは約2%と比較的稀である.今回われわれは右第5肋骨に発生した肋骨原発軟骨肉腫の1例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.症例は64歳,女性.右乳房の腫瘤を主訴に来院したが,超音波検査で腫瘤は肋骨と連続性があり,細胞診にて軟骨肉腫と診断された.腫瘤を含む広範囲胸壁切除, Marlex meshによる胸壁再建を施行した.術後の病理検査ではGrade Iの軟骨肉腫と診断した.術後16カ月現在,再発の兆候は認めていない.軟骨肉腫の治療は化学療法や放射線療法が無効のため, safety marginを十分にとった広範囲切除が重要であると考えられた.
Databáze: OpenAIRE