Effects of γ-Ray Irradiation on Polyethylene

Autor: Yo Maeda, Rinjiro Kawai, Syunji Kawamatu, Nobuo Motegi, Minoru Harada, Mamoru Ueyama
Rok vydání: 1957
Předmět:
Zdroj: The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan. 60:844-848
ISSN: 2185-0860
0023-2734
DOI: 10.1246/nikkashi1898.60.844
Popis: ポリエチレンテープにCo60のγ線を照射し,照射量と諸性質との間の関係を求め,架橋効果を調べた。まず真空中,酸素中で照射を行い,さらに遊離基生成能の大きい塩化メチル,アセトンを吸収させてその効果をみたが,真空中照射のものが最も架橋効果がすぐれていた。ついで真空中でさらに長時間,81Mr(105レントゲン)まで照射し,同様測定を行った。真空中のものは生成ガス中水素96%であり,水素生成の効率GH2は2.8であり,真空中81Mr照射でmp200℃,ゲル量80%に達した。Charlesbyの理論にしたがえば真空中架橋1コ生成するごとに主鎖1.4コ,空気中では2.4コ切断している結果をえた。膨潤比および引張り強度より求めた有効な架橋間分子量の値はかなりよく一致した。なおゲル点から求めた架橋の効率Gc.1.は4.9,抗張力から求めたGc.1.は照射量とともに減少した。
Databáze: OpenAIRE