A case of mesenteric fibromatosis in Gardner's syndrome
Autor: | Reiji Haba, Hiroshi Miki, Katuyuki Noma, Eiichiro Hirakawa, Yoshio Kushida, Yoshito Yano, Masaki Ohmori, Shoji Kobayashi |
---|---|
Rok vydání: | 1999 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Journal of the Japanese Society of Clinical Cytology. 38:436-440 |
ISSN: | 1882-7233 0387-1193 |
Popis: | Gardner's syndromeに合併して発生するmesenteric fibromatosisは, 非常にまれな疾患で術前診断は困難である.今回, 術中迅速細胞診断が確定診断に有用であったmesenteric fibromatosisの1例を経験したので報告する. 症例は, 家族性大腸ポリポーシスを家族歴にもつ29歳の男性で, 粘血下痢を主訴に来院した. 術前の内視鏡検査で, 大腸全体のポリポーシスと直腸のBorrmann 2型の進行癌が認められた. またCT検査で小腸壁に径約10cmの球状腫瘤がみられたため, 小腸腫瘤摘出術, 小腸部分切除術, 大腸全摘出術が施行された. 小腸の腫瘍は小腸壁から腸間膜にかけて増殖している直径約14cmの球状腫瘤で, 術中の迅速組織診断ではmesenteric fibromatosisが疑われた. また同時に行われた術中細胞診により他の悪性腫瘍が否定されたため, 臨床像と肉眼像も考慮してmesenteric fibromatosisと診断された. 術中の迅速組織診断では, 切片のartifactが強いため肉腫を否定することが困難であり, 術中細胞診の併用が診断に有用であった. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |