A CASE OF SMALL CELL CARCINOMA OF THE AMPULLA OF VATER

Autor: Tetsuya Yamada, Hiromi Tanemura, Hiroo Oshita, Tsuneaki Hatou, Mitsuhiko Kusakabe, Tomonari Asano
Rok vydání: 2008
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 69:375-379
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 症例は54歳の男性.黄疸・食思不振を主訴に入院となった.精査にて,十二指腸乳頭部小細胞癌と診断され,亜全胃温存膵頭十二指腸切除術・リンパ節郭清(D2)を施行した.術後51病日より,CBDCAおよびCPT-11の化学療法を全4コース施行した.その後上腸間膜動脈周囲のリンパ節再発を認め,CDDPおよびVP-16の化学療法と放射線療法を施行し,リンパ節の縮小を認めた.しかし,多発性骨転移を認め,術後247病日に多臓器不全にて死亡した.十二指腸乳頭部小細胞癌は本邦では自験例を含め35例が報告されているが,その予後は極めて不良で,手術に加えて化学療法や放射線療法などより有効な集学的治療法の開発が必要である.
Databáze: OpenAIRE