Intraocular Lens Implantation in Cataract Patients with Severe Myopia

Autor: Yukari Oyama, Hirofumi Tamada
Rok vydání: 1996
Předmět:
Zdroj: JOURNAL OF THE JAPANESE ASSOCIATION OF RURAL MEDICINE. 44:839-843
ISSN: 1349-7421
0468-2513
DOI: 10.2185/jjrm.44.839
Popis: 1992年6月より1995年6月に山本組合総合病院にて施行した眼軸長26.0mm以上の強度近視眼の白内障に対する眼内レンズ移植術の術後成績について報告した。術後矯正視力は0.1以下が16眼 (28.1%), 0.2-0.4が16眼 (28.1%), 0.5以上が25眼 (43.8%) であった。全症例の94.7%に視力の改善が認められた。術前に計算した屈折予想値との誤差の絶対値は平均1.6Dであった。術前予想値との誤差が±2D以内の割合は66.7%であり正視眼の白内障に対する眼内レンズ移植術後に比べ誤差は大きく, 予想値よりも近視化を示す症例が多く認められた。術後合併症としては, 網膜剥離が1眼 (1.75%), 後発白内障が5眼 (8.77%) に認められたが, 術後網膜剥離の発生率は一般の白内障手術後と差は認められなかった。
Databáze: OpenAIRE