Research on the Oxidation of Aromatic Primary Amines by Oxygen
Autor: | Ryohei Oda, Toshihiko Kawabata, Shigeo Tanimoto |
---|---|
Rok vydání: | 1964 |
Předmět: | |
Zdroj: | The Journal of the Society of Chemical Industry, Japan. 67:1151-1152 |
ISSN: | 2185-0860 0023-2734 |
DOI: | 10.1246/nikkashi1898.67.8_1151 |
Popis: | Russell,Hornerらがジメチルスルホキシド,t-ブタノール中カリウムt-ブチラートの存在下に数種の芳香族第一アミンの酸素による酸化を研究し,アニリンからはアゾベンゼン,ナフチルアミンからはジベンゾフェナジンが好収率で得られることを認め, その酸化反応機構も示している。本研究においてもRussellの用いた条件下で数種の芳香族第一アミンを酸素で室温付近で酸化して,Russell,Hornerらの研究結果とかなり異なる結果を得た。すなわちp-アニシジンからはアゾベンゼン誘導体が得られるが,スルファニル酸からはアゾキシベンゼン-4,4'-ジスルホン酸, ナフチオン酸からはアゾナフタリン-4,4'-ジスルホン酸が得られること,特に,α-ナフチルアミンおよび1-ナフチルアミン-6-スルホン酸からはHornerの結果とは全く異なって2-オキシ-N-(1′-ナフチル)-1,4-ナフトキノンイミンならびにそのジスルホン酸が生成物である新事実を確かめた。 |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |