The role of induction chemotherapy in treatment of unresectable stage IV head and neck cancer

Autor: Yoshiyuki Tamura, Masatoshi Horiuchi, Hirosato Miyake, Makoto Sakai, Masahiro Iida
Rok vydání: 1995
Předmět:
Zdroj: Japanese jornal of Head and Neck Cancer. 21:188-192
ISSN: 1883-9878
0911-4335
DOI: 10.5981/jjhnc1974.21.188
Popis: 切除不能stage IV症例 (16例) を対象として癌化学療法 (Neoadjuvant chemotherapy) の効果とその予後について検討した。対象症例は全例扁平上皮癌で, T4が13例, N2またはN3が9例であった。化学療法はDDP-VDS-PEPまたはDDP-5FUの併用であり, 2コース投与を原則とした。化学療法の奏功率は50%であり, CRは2例に認められた。この他に80%以上の縮小効果を示した症例が2例あった。化学療法ののちに放射線療法が行われ, 5年以上の経過が観察された。80%以上の縮小効果のみられた4症例は5年以上生存した。化学療法の効果が少なかった (50%未満) の症例の平均生存期間は10カ月であった。50~80%の縮小効果を示した4症例は, いずれも5年以内の生存であった。切除不能症例における化学療法の効果は低く, その役割は化学療法の効果がみられる限られた症例における予後の改善であると推定した。
Databáze: OpenAIRE