Low serum concentration of selenium in hemodialysis patients

Autor: Toru Suzuki, Kazuyoshi Itai, Fumihiko Hatafuku, Ryuichiro Konda, Karen Kato, Akira Okayama, Tadao Akizawa, Yasuki Goto, Yasufumi Goto, Tomoaki Fujioka
Rok vydání: 2004
Předmět:
Zdroj: Nihon Toseki Igakkai Zasshi. 37:1487-1492
ISSN: 1883-082X
1340-3451
DOI: 10.4009/jsdt.37.1487
Popis: 生体内微量元素セレン (Se) はグルタチオンペルオキシダーゼ (GSHPX) の構成要素であり, その低下が心血管系の疾患や悪性腫瘍の発生に関与することが知られている. 今回, 透析患者における血清Se濃度およびGSHPX活性を測定し, 健常人と比較するとともに, ニンニク投与によるSe補充の有効性について検討した.血液透析患者42名 (男性21名, 女性21名) および健常者42名 (男性21名, 女性21名) を対象どした. ニンニク投与による血清Se濃度の変化については, 血液透析患者を対象に乾燥ニンニク錠を投与し, 血清Se濃度およびGSHPX活性の変動を観察した. 血清Se濃度は誘導結合プラズマ質量分析 (ICP-MS) 法により, GSHPX活性はNADPH共役法により測定した. 透析患者の血清Se濃度は120.17±22.36 (平均値±標準偏差) μg/Lで, 健常者の156.42±13.48μg/Lに比較し有意に低値であった (p
Databáze: OpenAIRE