An Usual Case of Total Anomalous Pulmonary Venous Return in an Adult

Autor: Tadao Kugai, Mikio Chibana
Rok vydání: 1998
Předmět:
Zdroj: Japanese Journal of Cardiovascular Surgery. 27:390-394
ISSN: 1883-4108
0285-1474
DOI: 10.4326/jjcvs.27.390
Popis: 症例は38歳, 男性である. TAPVR (Darling Ia 型) による急性心不全で緊急入院した. 肺静脈レベル (垂直静脈は短頸, 肺静脈閉塞なし), 心房レベル (ASDは28×24mm) に還流障害はなく肺血流増多であった. 根治手術は上方経路で行い, 術後3カ月目の心臓カテーテル検査で吻合部狭窄の所見はなかった. 心臓の脱転や両心房切開を行わない上方経路は視野も良く, 自然な位置での左房・総肺静脈吻合が可能である. また, 長期生存の最大の要因として肺血管抵抗の上昇がなかったことが考えられた.
Databáze: OpenAIRE