Study on the Effect of Preoperative Therapy in Oral Squamous Cell Carcinoma: Relationship between Ag-NORs and the Histological Effects

Autor: Masaru Kobayashi, Masayuki Nakamura, Yukihiko Kinoshita, Kaizo Shimura, Masahiko Dohi, Atushi Ikeda, Yoshiro Honma, Naritaka Mizutani, Mituhiro Kirigakubo
Rok vydání: 1993
Předmět:
Zdroj: Japanese jornal of Head and Neck Cancer. 19:211-216
ISSN: 1883-9878
0911-4335
DOI: 10.5981/jjhnc1974.19.211
Popis: 口腔扁平上皮癌培養細胞 (Ca 9-22) におけるAg-NORsと細胞増殖活性との関連性, および口腔扁平上皮癌24例における術前照射, 化学療法の組織効果と, Ag-NORsとの関係を検索した。細胞の対数増殖期には, Ag-NORs数は高値を示し, 定常期への移行に伴い減少し, さらに, 血清無添加培養では細胞の変性, 壊死に伴い急激に減少し, 最終的にはほとんど消失した。口腔扁平上皮癌の治療前の核内Ag-NORs平均個数は9.16±2.23であり, その数が多いほど, 組織学的効果が高い傾向を示した。以上から, 核内Ag-NORs数は細胞の増殖活性を反映し, 術前照射や術前化学療法の効果の予測, 判断の指標となると考えられた。
Databáze: OpenAIRE