Experimental Study of Occlusal Trauma to Osseointegratd Implant: Part 2
Autor: | Koh Ichimura, Hironobu Sugimoto, Kitetsu Shin, Hideharu Ohtsuka, Katsumi Ikeda, Yukinao Kobayashi, Yotaro Sudo, Takashi Miyata, Hisao Araki |
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Rok vydání: | 1997 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Shishubyo Gakkai Kaishi (Journal of the Japanese Society of Periodontology). 39:234-241 |
ISSN: | 1880-408X 0385-0110 |
DOI: | 10.2329/perio.39.234 |
Popis: | 我々は, いわゆる骨接合型インプラント周囲組織に発症するペリ・インプランタィティスの病態を解明する目的で, 実験的な咬合性外傷がインプラント周囲組織に与える影響について病理組織学的に検討してきている。その第1報では, カニクイザルに実験用IMZインプラントを埋入し, インプラント周囲に炎症のない状態を設定した上で, 約100μm過高な上部構造物を装着し, 舌側から頬側へ実験的な咬合性外傷をそれぞれのモデルに1週間から4週間に亘って負荷した。その結果, 1週間から4週間にかけて咬合性外傷を負荷した全てのモデルにおいてインプラント周囲骨の破壊や骨接合部の喪失といった所見は認められず, むしろ負荷時間を経るに従い, 咬合力の負荷側, すなわち頬側において旺盛な新生骨の添加が認められたことを報告した。本報告では, 第1報の結果を踏まえ, インプラント周囲に人為的な炎症状態を惹起させた上で, 第1報の方法に準じ約100μm過高な上部構造物を装着し, 舌側から頬側へ実験的な咬合性外傷を負荷した。その結果, 外傷性の咬合力の負荷期間が長くなるに従い, 著しいインプラント周囲骨の垂直的吸収をはじめとするインプラント周囲組織の顕著な破壊が認められた。この結果から, インプラント周囲組織の炎症に外傷性の咬合力が加わることによって, インプラント周囲組織の破壊が著しく助長されることが示唆され, ペリ・インプランタィティス成立過程の一端が明らかにされたものと考える。 |
Databáze: | OpenAIRE |
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