A case of carcinoma of the esophagus associated with prurigo chronica multiforme as the paraneoplastic dermatoses

Autor: Akihiko Nakagawa, Masakatsu Yamamoto, Koshiro Hioki, Yoshifumi Hiramatsu, Hideharu Yamanaka, Toshiaki Sanada, Tamiyo Akaeda, Yusai Kawaguchi, Yoshifumi Kojima
Rok vydání: 1990
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 23:1135-1138
ISSN: 1348-9372
0386-9768
DOI: 10.5833/jjgs.23.1135
Popis: 内臓悪性腫瘍に随伴してみられる皮膚病変は, 皮膚悪性腫瘍症候群または腫瘍随伴性皮膚病変とよぼれている.このカテゴリーに属する皮膚病変は多彩な病変が知られているが, 内臓悪性腫瘍と同時か, あるいはそれに近い時期に発症し, 悪性腫瘍の経過と並行して変化するのを特徴とするが, その病因は必ずしも明瞭ではない.今回, われわれは上記特徴を有する多形慢性痒疹を合併した食道癌の1例を経験した.症例は69歳女性で, 食道癌の臨床症状が出現した時期に一致して, 皮疹の程度が増強し, 手術とともに皮疹が消退し, 食道病変と皮膚病変とが極めてよく相関を示した.本症例に見みられたparaneoplastic dermatosesとしての多形慢性痒疹の報告はわれわれが検索しえた範囲では第1例目のものである.
Databáze: OpenAIRE