Pull-through esophagectomy without thoracotomy in the surgical treatment for carcinoma of the thoracic esophagus

Autor: Sadamitsu Inutsuka, Yoshifumi Kodama, Teru Hideshima, Hisashi Kamachi, Yasunori Natsuda, Kiyoshi Doki, Junichi Taguchi
Rok vydání: 1985
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 18:1961-1966
ISSN: 1348-9372
0386-9768
DOI: 10.5833/jjgs.18.1961
Popis: 食道癌19例に, 非開胸食道抜去術を施行した. 頚部食道癌11例の5年生存率は22.2%であり, 癌腫が頚部に限局すれば本術式は今後も有力な手術法と考えられた. 一方, 胸部食道癌8例では5年生存はなかったが, リンパ節転移が広範でない場合, 多少とも長期生存の可能性が示唆された. そこで, 胸部食道癌に対する本術式の根治性を高めるため, 横隔膜縦切開と吊上げ式開腹鉤の併用による下縦隔リンパ節郭清を行えば, 占居部位がIm, Ei, Eaに限り“R1+α”の可能性があり, 根治手術が不能なpoor risk例が対象となる本術式においてその意義は少くないことを強調した.
Databáze: OpenAIRE