VESICOSIGMOIDAL FISTULA DUE TO SIGMOID COLON DIVERTICULITIS IN YOUTH

Autor: Takahiro Wada, Yoshiki Nakamura, Tohru Nishimura, Hiroyoshi Sendo, Kunihiko Kaneda
Rok vydání: 2007
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 68:1999-2003
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 症例は31歳, 男性. 2004年11月下旬に下腹部痛を認め, 当院泌尿器科にて前立腺炎の診断で抗生剤を投与され軽快した. その後も同様の症状を繰り返していたが, 抗生剤の内服で軽快していた. 2006年12月下旬に気尿を自覚, 2007年1月9日に当院泌尿器科を受診し, 尿検査で糞尿を認めたため, 同日, 当科紹介受診となった. 腹部CT検査にて多数のS状結腸憩室を認め, 膀胱内にガス像も認めたため, S状結腸憩室炎によるS状結腸膀胱瘻と診断し, 手術を施行した. 膀胱壁は切除せず, S状結腸部分切除術のみ施行した. 病理組織学的にも悪性所見は認めず, S状結腸憩室炎によるS状結腸膀胱瘻と診断された. 今回われわれは, 非常に稀な若年発症のS状結腸憩室炎によるS状結腸膀胱瘻の1例を経験したので, 若干の文献的考察を加えて報告する.
Databáze: OpenAIRE