Therapeutic effect of estradiol benzoate on primary biliary cirrhosis - A case report
Autor: | Shigenori Nii, Makoto Ohbu, Hisao Shibata, Kohdoh Ishii, Shigehiro Kokubu, Masahiko Okudaira, Masanao Sugimoto, Hitomi Karube, Haruya Okabe, Shigeki Matsuki, Nobuo Yamada, Keiji Shirasaki |
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Rok vydání: | 1988 |
Předmět: | |
Zdroj: | Kanzo. 29:1638-1642 |
ISSN: | 1881-3593 0451-4203 |
Popis: | 安息香酸エストラジオール(EB)により胆道系酵素と共に組織学上改善が認められた無症候性原発性胆汁性肝硬変の1例を報告する.症例は35歳,女性.昭和57年8月に慢性肝炎の診断をうけていた.昭和60年4月全身倦怠感を主訴に入院.血液検査上トランスアミナーゼ,胆道系酵素の上昇,アルブミンの低下が認められた.また,γ-グロブリン,IgMの増加,抗糸粒体抗体が160倍であったことよりPBCと診断して,腹腔鏡・肝生検を行なった.病理組織学的にはScheuerのII~III期に相当する所見であった.EBを1~2週に1mgの筋注したところ,1年6カ月後には,ALP,γ-GTPは正常範囲となり,アルブミン及びCh・E値は漸増し,γ-gl値は低下した.治療1年4カ月後及び2年9カ月後の病理組織像では,グ鞘域の炎症細胞浸潤や胆管上皮の変性は認められたが,切り崩し現象やP-P結合は消失していた. |
Databáze: | OpenAIRE |
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