A Case of Small Gastric Carcinoid Tumor with Lymph Node Metastasis-Usefullness of Sentinel Node Navigation Surgery

Autor: Seigo Kashimura, Youko Odashima, Takashi Igarashi, Michihiko Kogure, Mitsukazu Gotoh, Nobutoshi Soeta, Masanori Terashima, Yutaka Hoshino, Satoshi Ohtani
Rok vydání: 2006
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 39:1374-1379
ISSN: 1348-9372
0386-9768
DOI: 10.5833/jjgs.39.1374
Popis: 症例は59歳の女性で, 健康診断の上部消化管内視鏡検査にて胃体中部大彎に約10mmの隆起性病変を指摘され, 生検にて胃カルチノイドと診断された. 血液検査では血清ガストリン値が2,069pg/mlと高値であった. 超音波内視鏡検査では粘膜下層までの浸潤が認められた. 胃カルチノイドの診断で手術を施行. 術中色素法によるセンチネルリンパ節 (sentinel node; 以下, SNと略記) 生検にて, SNがNo4dに2個同定され, 1個に転移が認められた. 幽門側胃切除術およびD2リンパ節郭清を施行した. 病理組織検査にて腫瘍は長径9mmで深達度がSM2であり, SNとして同定されたリンパ節以外にリンパ節転移は認めなかった. 胃粘膜に慢性萎縮像は認めなかった. 術後血清ガストリン値は正常化した. sm胃カルチノイドではsm胃癌と同等のリンパ節転移が認められることから, SN生検は術中の正確なリンパ節転移診断法として有用であると思われる.
Databáze: OpenAIRE