Effect of Long-Term Rehabilitation and Welfare Services on Daily Activities in Cerebral Stroke Patients

Autor: Itaru Kimura, Kayoko Kujirai, Kazumasa Ando, Hareaki Seki
Rok vydání: 1996
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine. 33:232-236
ISSN: 1880-778X
0034-351X
DOI: 10.2490/jjrm1963.33.232
Popis: 本研究は,発症1ヵ月以内の急性期に入院し,同一施設で均質の治療と医学的リハビリテーションを受けた連続75例の脳血管疾患患者を対象にして,福祉サービス内容が把握できている2地域に退院した症例の3年後の予後を調査し,2地域間での比較から,地域における福祉とリハビリテーション・サービスのあり方について検討したものである.地域の福祉サービスの実際の担い手である保健婦や看護婦,ヘルパー数がより多く,理学療法士や作業療法士などのリハビリテーション専門職を有する地域において,脳血管疾患の再発や循環器疾患などの合併症の発生,寝たきり状態の症例数がより少ない傾向がみられ,日常生活活動や患者と家族の満足度にもやや高い傾向がみられた.スタッフの充実は地域リハビリテーション・システムを構築し,効率的に施行するうえでの重要な要因の1つと考えられた.
Databáze: OpenAIRE