Laser Debulking Surgery Prior to Radiotherapy for T2 Carcinoma of the Hypopharynx

Autor: Kiyotaka Murata, Hirohito Umeno, Yoshinao Nishida, Keiichi Chijiwa, Kiyoshi Tokuno, Tadashi Kimura, Tadashi Nakashima, Kazunori Mori, Osamu Shiraishi, Koh Yoshikawa, Kyoichi Terao
Rok vydání: 2004
Předmět:
Zdroj: Nihon Kikan Shokudoka Gakkai Kaiho. 55:127-132
ISSN: 1880-6848
0029-0645
DOI: 10.2468/jbes.55.127
Popis: 下咽頭T2癌の治療成績は,どのような治療をおこなっても,局所制御率はまあまあ良好であるが,粗生存率は悪い。そのため,患者のQOLを考慮すると,咽頭部分切除よりは放射線治療が第一選択となってきている。我々の病院では,局所制御率を上げしかもQOLを損なわないことを目的にして,外向性で大きなT2癌に対しては,根治照射前にレーザーで減量手術をおこなってきた。ここではレーザー減量後の放射線治療の成績を報告した。対象は26人(梨状窩型23人,輪状後部型3人)である。5年局所制御率は92%で,5年喉頭保存率は92%,他病死を打ちきりとする死因特異的生存率は96%と非常に良好な成績であったが,5年粗生存率は61%でしかなかった。本治療法は患者のQOLを損なうことはなかった。本治療法は,T2下咽頭癌には適当な治療法であると考えられた。
Databáze: OpenAIRE