Adenosine Triphosphate Content of Microorganisms Related with Food Spoilage

Autor: Shingo Mizuochi, Keiko Fukuda, Hidemasa Kodaka, Kazuki Horigome
Rok vydání: 1996
Předmět:
Zdroj: Japanese Journal of Food Microbiology. 13:29-34
ISSN: 1882-5982
1340-8267
DOI: 10.5803/jsfm.13.29
Popis: グラム陰性菌15株, グラム陽性菌7株, および酵母1株について, 1細胞当たりのATP含量を市販のバイオルミノメーターを用いて測定した.その結果, Enterobacter cloacaeとProteus mirabilisを除いたグラム陰性菌13株では, ATP含量の平均が1細胞当たり0.68~2.34fgであった.E.cloacaeとP.mirabilisの平均ATP含量はそれぞれ0.08および5.76fgであった.グラム陰性菌15株の平均ATP含量は1.43fgであった.グラム陽性菌は3.72~25.50fg, 平均12.48fg, 酵母は212.81fgであった.グラム陰性菌については一般的にいわれている細菌1細胞中のATP含量が1fgであることについては, おおむね一致した見解を得たが, グラム陽性菌については, グラム陰性菌の約10倍のATP量を認めた.また, 酵母はグラム陰性菌の約100倍のATP含量を認めた.これらの関係をオーダーとして考えた場合, グラム陰性菌, グラム陽性菌, および酵母の比は, 1: 10: 100で表すことができた.また, 芽胞1個当たりのATP含量は, 6.5×10-2~1.9×10-4fgと非常に微量であった.
Databáze: OpenAIRE