A Case of the Spontaneously Ruptured Splenic Angiosarcoma

Autor: Takahiro Ezaki, Youichi Ikeda, Kanji Oiwa, T Toyomasu, Nobuhiro Koyanagi, Tsuyoshi Ono, Seizou Minagawa
Rok vydání: 1997
Předmět:
Zdroj: The Japanese Journal of Gastroenterological Surgery. 30:1952-1956
ISSN: 1348-9372
0386-9768
DOI: 10.5833/jjgs.30.1952
Popis: 脾臓に発生する腫瘍は良, 悪性を問わずきわめてまれであり, なかでも脾臓原発の血管肉腫の報告は数少ない. 今回, 我々は脾臓自然破裂による腹腔内出血にて発見された脾臓原発の血管肉腫の1例を経験した.症例は72歳の女性, 上腹部痛, 出血性ショックで搬入された. 腹部CTにて腹腔内に破裂している脾臓腫瘍を認めた. 直ちに摘脾術を施行, 摘出標本の免疫組織染色でFactor-VIIIが陽性であり, 脾臓原発血管肉腫の腹腔内自然破裂と診断された.脾臓自然破裂, 腹腔内出血例の予後は非常に悪く, この症例も肝転移, 骨転移をきたし術後11か月で腫瘍死した.本邦報告50例の中で脾自然破裂後摘脾例は9例でありこれらの検討とともに症例報告する.
Databáze: OpenAIRE