Sensitive FIA of L-Ascrbic Acid in Colored and Turbid Aqueous Solution
Rok vydání: | 2009 |
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Předmět: | |
Zdroj: | BUNSEKI KAGAKU. 58:73-79 |
ISSN: | 0525-1931 |
DOI: | 10.2116/bunsekikagaku.58.73 |
Popis: | L-アスコルビン酸(L-H2A)の吸光光度検出フローインジェクション分析(FIA)法は試料溶液が有色物質や不溶性物質を含んでいる場合にしばしば困難である.本研究では,着色や懸濁の試料溶液中の10-6 MレベルのL-H2Aを高感度に定量するFIA法を確立した.本法は2つの操作から成り立っている.操作Iでは,L-H2Aをヨウ素と反応させた後に残りのヨウ素を三ヨウ化物イオンとして波長350 nmで吸光度測定し,L-H2Aによるヨウ素の消費による吸光度減少とマトリックスによる吸光度増加の合計が検出器応答として得られた.操作IIではヨウ素を用いないで試料マトリックスに対する検出器応答だけを測定した.操作Iの検出器応答を操作IIの検出器応答で補正することにより,有色・懸濁の試料溶液中の2.7×10-8~4.5×10-6 M(4.8~790 ppb)のL-H2Aを定量することができた.本法は従来の吸光光度法に比べて感度の高い分析法である.本法を有色や懸濁の清涼飲料水中のL-H2Aの定量に応用したところ,満足な結果が得られた. |
Databáze: | OpenAIRE |
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