Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
2019 |
Předmět: |
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Zdroj: |
鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編 = Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education. 70:129-138 |
ISSN: |
0913-6606 |
Popis: |
本研究は、戦前期にペスタロッチ研究やプロレタリア教育運動で著名であった山下徳治の戦後における教育論の到達点について、彼の民族文化論を対象に検討したものである。戦時中、山下は子ども研究の蓄積を学校制度改革論として示したが、戦時下の教育言説に添う形で展開されており、当初の発生論的性格は弱められたものとなった。戦後、教育学界から距離を取った山下は、民族文化論の領域で日本人の自己形成―造形論を展開し、さらに中国文学研究者Victor Frene と共に進化心理学協会を立ち上げ、発生論的発達論を文化の形成―造形論として再提起した。本稿ではこの点を考察し、さらに彼の未完の研究となった「日本教育の再発見」について、その概要を示した。 |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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