Autor: |
Maeda, Masato, Akimoto, Shinobu, Seki, Noriko, Homma, Masanobu |
Jazyk: |
japonština |
Rok vydání: |
2021 |
Zdroj: |
大學教育研究. 29:131-141 |
ISSN: |
1340-8550 |
Popis: |
本報では、実習科目「健康・スポーツ科学実習基礎」について、健康・スポーツ科学教育部会としてのコロナ禍対応の方針及び運営の足跡を報告するとともに、それら授業を履修した学生による振り返りアンケートの結果をもとに点検・評価した。本年度の「健康・スポーツ科学実習基礎」は、前期授業期間の途中で対面授業に切り替えることを考えず、全11 回の授業はすべてBEEF を用いたオンデマンド型の授業とした。本年度の実習授業は、遠隔として行うこと以外は「基本的には従来のやり方(進め方)を変えない」方針としたものの、遠隔授業としたことにより、シラバスにある授業の到達目標のうちの「運動・スポーツを行う中での社会性の向上」の観点を盛り込むことができなかった。また、遠隔で行う実習授業中の傷害・事故が補償対象となるのか懸念されたが、関係部署の尽力により、授業期問が始まる直前には補償対象となり得ることが確認された。本年度の「健康・スポーツ科学実習基礎」について、受講した学生の振り返りアンケートの結果を分析したところ、本科日に対する受講学生の満足度は、昨年度の3.62から3.26 へと大幅に落ち込む結果であった。また、記述回答の分析から、平常時の実習授業であれば、様々な身体運動やスポーツを実践する中でコミュニケーションを図る機会が豊富に得られるが、遠隔授業となったために、その機会が無くなっていたことが改めて認識された。 |
Databáze: |
OpenAIRE |
Externí odkaz: |
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