On the stand composition after improvement cutting (Studies on the working techniques by selection system for the broad leaved forest in the subtropics (III)) (Forestry Experiment Station)

Autor: Hirata, Eiji, Sunakawa, Sueaki, Nishizawa, Masahisa, Yamamori, Naoshi, Aramoto, Mistunori, Taba, Kazuo
Jazyk: japonština
Rok vydání: 1980
Zdroj: 琉球大学農学部学術報告 = The Science Bulletin of the Faculty of Agriculture. University of the Ryukyus. 27:381-385
ISSN: 0370-4246
Popis: 本報は, 琉球大学与那演習林79林班は小班内に設置された択伐試験地において, 相対幹距(Sr)を基準にして第1回目の保育伐(除伐)を行い, その結果についてまとめたものである。1.除伐後のha当り本数は, プロット2(Sr=13%)6025本, プロット3(Sr=17%)3817本, プロット4(Sr=21%)2917本, プロット7(Sr=13%)7475本, プロット8(Sr=17%)6150本, プロット9(Sr=21%)4150本である。2.目的樹種の構成比は, 除伐前に比べてやや上昇したが, しかし, なお10%前後の目的外樹種が保残残されている。3.除伐によって, 平均直径は0.2∿1.5cm, 平的樹高は0.1∿0.8mそれぞれ増大した。4.除伐率は, プロット2,3,4,7,8,9の順に, 44%, 31.4%, 46.3%, 16.1%, 31.0%, 35.3%で, ha当り材積はプロット2から順にそれぞれ125m^3,116m^3,85m^3,113m^3,83m^3,72m^3となっている。5.ワイブル分布のパラメーターb, c値が増加し, 除伐前に比べてやや正規型の直径分布を示した。しかし, 択伐林の直径分布は通常逆J字型の分布(マイヤー分布)を示すものと考えられ, その点では今回の除伐法には疑問も残るが, このことについては今後の研究課題にしたい。
紀要論文
Databáze: OpenAIRE