A Study of Fishery Business Management Stability Policy(2) ― Consideration of Mutual Aid System for Fishery Operation ―
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2022 |
Předmět: | |
Zdroj: | 東京海洋大学研究報告 = Journal of the Tokyo University of Marine Science and Technology. 18:93-111 |
ISSN: | 2189-0951 |
Popis: | 水産政策の基調として定着した「漁業経営安定対策」を、家族自営業に焦点を定め、総括的に究明するのが本論のテーマである。それは漁業共済=保険方式―1階―と積立ぷらす=基金方式―2階―から制度設計され、基準収入(漁業者の直近5年の収入のうち、最大値・最小値を除いた中庸3ヵ年の平均値)の80%を漁業共済により、残り20%中の10%までを積立ぷらすが、原則として(減収)補填する。計画的に資源管理等に取り組む漁業者を対象とし、その漁業生産金額のシェアが2022年までに90%に達することを政策目標に掲げる。2018年成立の新漁業法による「水産政策の改革」を下支えする機能・役割を担う「漁業経営安定対策」に対して、漁業共済の保険金にあたる純掛金の平均70%程度の補助金を交付する。また積立ぷらすの原資は国3対漁業者1の割合で拠出し、水産財政総額3,000億円の1/3以上が漁業収入安定対策事業に支出されている。水産財政分析は従来ほとんど未着手の分野であるが、水産事業全般を含め分析のクワを入れたい。 This study describes fishery business management stability policy. It supports “The Evolution of Fisheries Policy”. I try to estimate a financial policy of fisheries. 小野征一郎: 東京水産大学(現東京海洋大学)名誉教授 Seiichiro ONO: Professor Emeritus of Tokyo University of Fisheries (Current Tokyo University of Marine Science and Technology) |
Databáze: | OpenAIRE |
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