維持血液透析(HD)患者におけるクエン酸第二鉄水和物(FCH) 投与中止症例での FCH 1日1錠投与の経験
Jazyk: | japonština |
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Rok vydání: | 2022 |
Předmět: | |
Zdroj: | 高知赤十字病院医学雑誌 = Medical Journal of Japanese Red Cross Kochi Hospital. 26(1):1-3 |
ISSN: | 0919-7427 |
Popis: | 高リン血症治療薬であるクエン酸第二鉄水和物(FCH)は下痢などの消化器系の副作用が比較的多く,また,副次効果として鉄補充効果があることが知られており,1日3回投与では,消化器症状の副作用や血清フェリチン(Ft)値の上昇を来し,中止を余儀なくされる症例がある.今回,慢性維持血液透析患者で,リン吸着目的で 1 日 3 回投与にて,副作用で中止を余儀なくされた9症例での,1日1錠(250mg)投与の経験について報告する.Ft 値上昇群 6 例では,15 〜 30ヶ月間 Ft 値> 300ng/ml となった症例はなかった.消化器症状にて中止した症例でも,8〜37ヶ月間投与が可能であった.また,1錠投与により,鉄補充効果が得られた. |
Databáze: | OpenAIRE |
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