The Effect of Fastig and Refeeding on Lipids of Serum and Liver in the Meat-Type Chicken
Autor: | Tokuho Sen, Keiichi Tanaka, Kakichi Shigeno |
---|---|
Rok vydání: | 1975 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Chikusan Gakkaiho. 46:396-402 |
ISSN: | 1880-8255 1346-907X |
DOI: | 10.2508/chikusan.46.396 |
Popis: | ブロイラー專用種(白色コーニッシュ♂×白色ロック♀)の雌を5週齢まで配合飼料で育成し,5週齢終了と同時に絶食を開始した.4日間絶食の後,供試鶏を2つの群に分け,1つの群には絶食の前に給与していたと同じ飼料を,他の群にはグルコースのみを給与した.そして実験期間を通して経時的に血清と肝臓を採取し,血清および肝臓中の各脂質画分の濃度を測定した.同時に肝臓切片を酢酸-1-14CとグルコースーU-14Cを基質として,in vitroで培養し,肝臓における酢酸あるいはグルコースからの脂質合成能力を検討した.絶食によって,血清中のトリグリセリドとリン脂質の濃度は減少し,コレステロールの濃度は増加の傾向にあった.血清中の遊離脂肪酸の濃度は,絶食後24時間までは増加したが,その後絶食期間が長期化すると徐々に減少した.4日間絶食の後,飼料を再給与すると,血清中のトリグリセリドとリン脂質の濃度はすみやかに増加し,それぞれ再給与1ないし2日目において絶食前の値にもどった.4日間絶食の後,グルコースを給与すると,血清中のトリグリセリドとリン脂質の濃度は飼料を再給与した時と同様の傾向を示したが,増加の程度は飼料を再給与した時に比べてゆっくりであった.絶食によって,肝臓中のトリグリセリド含量は減少したが,リン脂質とコレステロール含量は大きな変動は観察されなかった.4日間絶食の後,飼料あるいはグルコースを給与することによって,肝臓中のトリグリセリド含量は急速に増加した.そして飼料を再給与した時は2日目で最高の値を示し,その後すみやかに減少したが,グルコースを給与した時では3日目においても減少の傾向は認められなかった.肝臓切片における酢酸-1-14Cおよびグルロース-U-14Cからの脂質合成能力は絶食することによって,減少を示したが,4日間絶食の後,飼料あるいはグルコースを給与することによって酢酸-1-14Cおよびグルコース-U-14Cからの脂質合成能力は急速に増大した.酢酸-1-14Cからの脂質合成はグルコース-U-14Cからの脂質合成より絶食あるいは再給与による影響を顕著に受けた. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |