Sigmoid colon-transplanted kidney fistula caused by diverticulitis in a hemodialysis patient after renal transplantation
Autor: | Masaharu Kan, Hiroji Ohoka, Kenjirou Okamoto, Shirou Fujikata, Fumio Yoneda, Atsushi Kumagai, Sadamu Yamashi, Saburou Nishikage, Kunihisa Yamaguchi |
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Rok vydání: | 2005 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Toseki Igakkai Zasshi. 38:67-70 |
ISSN: | 1883-082X 1340-3451 |
DOI: | 10.4009/jsdt.38.67 |
Popis: | 症例は60歳男性で, 主訴は左下腹部痛. 既往歴は, 1987年12月慢性糸球体腎炎による慢性腎不全で血液透析導入, 1988年6月生体腎移植, 1993年11月移植腎機能廃絶のため血液透析再導入. また, 1999年9月左腎細胞癌で根治的左腎摘除術施行. 現病歴は, 2002年9月13日頃より左下腹部痛と微熱あり, 通院透析病院に入院. 抗生物質投与で軽快していたが, 9月30日より腹痛と発熱が再発し上記医院受診. CTでS状結腸膿瘍が疑われ, 10月2日当院入院. 10月17日より尿道出血があり, 膀胱鏡で移植腎尿管口からの出血を認めた. CTでは多発性の大腸憩室および萎縮した移植腎とその尿管に空気を認めた. 10月18日緊急開腹術施行. 憩室炎によるS状結腸移植腎瘻と診断し, S状結腸部分切除, 移植腎摘除術施行. 自験例のように, 腎移植後の透析患者に合併した憩室炎によるS状結腸移植腎瘻の報告は見当たらないので, 若干の考察を加え報告する. |
Databáze: | OpenAIRE |
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