A case of hepatocellular carcinoma relapsed 44 months after living donor liver transplantation, with a 50-month survival thereafter by multimodal treatments

Autor: Sadatoshi Shimizu, Hiroko Oka, Takao Manabe, Katsuko Murata, Youichi Kouda, Akishige Kanazawa, Osamu Yamazaki, Kiyohide Kioka, Takashi Nakai, Yasuko Kawasaki, Takeshi Inoue, Katsuhiko Horii
Rok vydání: 2009
Předmět:
Zdroj: Kanzo. 50:192-200
ISSN: 1881-3593
0451-4203
DOI: 10.2957/kanzo.50.192
Popis: 症例は34歳,慢性B型肝炎患者.25歳時に左葉の径12 cmの巨大肝癌に対して,拡大左葉切除が施行されたが,1年後に再発し,翌年生体肝移植が施行された.移植後44カ月目にグラフト内に肝癌が再発し,経皮的治療が繰り返し施行されたが,制御不能となり,移植肝の後区域切除および前区域部分切除が施行された.術後に再発病変が出現し,経皮的治療および肝動脈内薬剤注入療法が繰り返し施行されたが,次第に制御困難となり,急速に腫瘍が増大し,生体肝移植後から94カ月,移植後の再発からは50カ月目に死亡した.これまで肝癌に対する生体肝移植後3年以上を経過しての再発や,グラフト再発に対する肝切除の報告はなく,大変貴重な症例と考えられた.
Databáze: OpenAIRE