A study on microvascular alteration in the experimental rat liver cirrhosis. With special reference on the significance of the hepatic artery in the pseudolobular formation
Autor: | Makoto Saegusa, Hisao Shibata, Kohdo Ishii, Masahiko Okudaira, Kiyoharu Watanabe |
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Rok vydání: | 1991 |
Předmět: | |
Zdroj: | Kanzo. 32:708-716 |
ISSN: | 1881-3593 0451-4203 |
DOI: | 10.2957/kanzo.32.708 |
Popis: | 実験的肝硬変の偽小葉結節の微細血管構築および肝動脈の存在意義を,血管鋳型標本の走査電顕的観察により検討した.Wistar系ラットにCCl4を0.2ml/100g体重当たり2回/週,12週投与すると微細結節性肝硬変が形成され,これに0.06%3'-Me-DAB投与を10週付加すると偽小葉結節は漸次増大し大結節性肝硬変に移行した.微細結節性の偽小葉は主に門脈枝によ灌流されており,肝動脈枝の変化は門脈枝より軽度であった.大結節性偽小葉の形成過程においても門脈枝・肝静脈枝の変化が主で,CCl4単独投与のときと同様に偽小葉内に動脈血行増加を示唆する所見は認められなかった.以上より,CCl4および3'-Me-DAB投与によるラット肝硬変では,偽小葉結節形成による血管系の歪みは門脈枝・肝静脈枝に強く生じ,偽小葉結節内の肝細胞の再生,増殖は主として門脈血行によって達成され,肝動脈の関与は極めて少ないと判断された. |
Databáze: | OpenAIRE |
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