The clinical characteristics of Mycoplasma pneumoniae pneumonia in children younger than 6 years old

Autor: Yoichi Kohno, Naruhiko Ishiwada, Nobue Takeda, Tomomichi Kurosaki
Rok vydání: 2008
Předmět:
Zdroj: Japanese Journal of Pediatric Pulmonology. 19:137-147
ISSN: 2185-3754
0918-3876
DOI: 10.5701/jjpp.19.137
Popis: 乳幼児のマイコプラズマ肺炎の臨床像を検討するため, 5歳以下43例を6歳以上40例と比較した。6歳以上に比べ5歳以下では咳噺の性状は湿性咳噺が90.0%を占め, 肺副雑音も83.7%に聴取し, 末梢血白血球数も10, 000/μL以上を示す症例がみられ成人市中肺炎診療ガイドラインに記載されている非定型肺炎の特徴とは異なる臨床像を認めた。また5歳以下の乳幼児では細気管支炎, 気管支喘息発作を合併する割合や, ウイルスや細菌の混合感染の割合が6歳以上より高率に認められ, 臨床像が成人と異なる要因と考えられた。年齢による微粒子凝集 (PA) 法による抗体価上昇の遅延は認めないが, 診断基準を満たす抗体価上昇に15日以上要した症例がみられた。以上より5歳以下のマイコプラズマ肺炎の臨床像は非典型的であり, 急性期に診断ができる感度のよい検査法もないため, 早期に有用な検査法の確立が望まれる。
Databáze: OpenAIRE