A CASE REPORT OF RETROPERITONEAL XANTHOGRANULOMA ADHERED TO THE LEFT SCIATIC NERVE

Autor: Satoaki Kamiya, Akio Ogawa, Yasutaka Matsuzaki, Hiroyuki Matsunaga, Hiroshi Narita, Yasushi Kito
Rok vydání: 2003
Předmět:
Zdroj: Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 64:735-739
ISSN: 1882-5133
1345-2843
Popis: 後腹膜に原発する黄色肉芽腫は比較的稀な疾患である.今回,われわれは左坐骨神経に癒着していた後腹膜黄色肉芽腫の1例を経験したので報告する.症例は56歳,女性である.子宮癌検診で骨盤内に腫瘍を指摘され,当院婦人科に入院した.術前診断は有茎性子宮筋腫または卵巣腫瘍であった.開腹所見で骨盤内に8×7×5 cmの後腹膜に存在する腫瘍を認め,直腸を右方に圧排していた.腫瘍は仙骨と左坐骨神経に癒着していたが,剥離は可能で完全摘出した.病理組織学的には黄色肉芽腫であった.術後1年5カ月を経過した現在再発所見は認めていない.
Databáze: OpenAIRE