INDUCTION OF TP AND DPD EXPRESSION BY DOCETAXEL AND DOXIFLURIDINE (5'-DFUR) IN GASTRIC CANCER
Autor: | Atsushi Umemoto, Nobuyuki Tanida, Junko Honda, Yasumasa Monden, Junichi Seike, Natsu Okitsu, Hiroshi Okitsu |
---|---|
Rok vydání: | 2004 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Rinsho Geka Gakkai Zasshi (Journal of Japan Surgical Association). 65:587-593 |
ISSN: | 1882-5133 1345-2843 |
DOI: | 10.3919/jjsa.65.587 |
Popis: | Doxifluridine (5'-DFUR)が効率良く5-FUに変換されるためにはthymidine phosphorylase (TP)の発現が誘導される必要がある.進行胃癌を対象にDocetaxel (TXT)および5'-DFURによるTP・dihydropyrimidine dehydrogenase (DPD)の発現誘導を検討した.研究1 (n=11)はTXT 20mg投与前および1週後の癌および正常粘膜のTP, DPD量を測定した.研究2 (n=14)は5'-DFUR 1,200mg/日2日間投与前後の癌および正常粘膜のTP, DPD量を測定し,同患者に対しTXT 40mgおよびその5日後より5'-DFUR 1,200mg/日2日間投与しTXT投与1週後の癌および正常粘膜のTP, DPD量を測定した.癌組織のTP発現はTXT 40mg投与により誘導された(p=.0052)が,正常粘膜のTPは変動しなかった. DPD発現はTXT投与により癌組織では影響を受けなかったが,正常粘膜では40mg投与で低下(p=.0092)した. TP/DPD比はTXT投与により癌組織で上昇した(p=.0303).癌および正常粘膜におけるTP, DPDの発現は5'-DFUR投与による影響を受けなかった.胃癌症例においてTXTと5'-DFURの併用は相乗的な抗腫瘍効果の増強が期待できる. |
Databáze: | OpenAIRE |
Externí odkaz: |