Effects of Pantethine Supplementation to Diets on Hepatic Lipogenesis of Laying Hens Exposed to a High Environmental Temperature
Autor: | Keiichi Tanaka, Shigeru Ohtani, Cristino M. Collado, Jenn-Chun Hsu |
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Rok vydání: | 1988 |
Předmět: | |
Zdroj: | Nihon Chikusan Gakkaiho. 59:1059-1072 |
ISSN: | 1880-8255 1346-907X |
DOI: | 10.2508/chikusan.59.1059 |
Popis: | 31°Cの高環塩下で産卵中の鶏を炭水化物の異なる飼料で飼育した時,これらの飼料へのパンテチン添加によって肝臓中の脂質合成にどのような影響を及ぼすかを検討した.飼料中炭水化物源として,トウモロコシ,大麦あるいはトウモロコシと大麦を配合した飼料と,さらにそれぞれの飼料に200ppmパンテチンを添加した6種類の飼料を配合した.そして280日齢の産卵中の鶏(白色レグホーン種)を1区6羽ずつ6区に分け,それぞれの実験飼料を3週間給与した.実験期間中の環境温度は31±3°Cとした.トウモロコシ配合および大麦配合飼料へのパンテチン添加は肝臓重量(g/100g体重)を増加させたが,肝臓中トリグリセリド含量を低下させた.トウモロコシ配合飼料にパンテチンを添加すると肝臓中総コレステロール含量が低下した.また,いずれの飼料にパンテチンを添加しても,血漿中のトリグリセリドおよびβ-リポ蛋白質-トリグリセリドの濃度は低下したが,総コレステロール濃度はトウモロコシ配合および大麦配合飼料にパンテチンを添加した時に,低下が観察された.また同時に肝臓中の脂肪酸合成関連酵素およびHMG-CoA還元酵素の活性が低下した.血漿中サイロキシン濃度はいづれの飼料給与区においてもパンテチン添加によって高い値を示し,一方血漿中エストラジオール濃度は低下あるいは低下する傾向にあった.産卵率,卵重および卵黄重量は,いずれの飼料給与区においても,パンテチンの添加給与によって,改善された.また,卵黄中の総コレステロール含量はいずれの飼料給与区においても,パンテチン添加によって低下した. |
Databáze: | OpenAIRE |
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