Clinical Study of Confirmed Drug Eruptions over the Past Five and a Half Years

Autor: Kazue Nishioka, Tokuji Seguchi, Takehito Ishikawa, Masako Murata
Rok vydání: 1998
Předmět:
Zdroj: Nishi Nihon Hifuka. 60:520-523
ISSN: 1880-4047
0386-9784
DOI: 10.2336/nishinihonhifu.60.520
Popis: 平成3年7月から平成8年12月までの5年6ヵ月間に山口赤十字病院皮膚科で薬疹と診断した症例のうち, 原因薬剤が再投与試験, 皮膚反応, DLSTのうちの1種類以上の方法で確認できた確実例について検討した。薬疹と診断した全症例は121例あり, うち65例が確実例であった。このうち多剤に反応を示した例が2例あり, 皮疹型, 原因薬剤および皮膚反応陽性例の検討に際してののべ症例数は68例となった。皮疹型では播種状紅斑型が37例と最も多く, ついで蕁麻疹型が8例, 紅皮症型および固定疹型が各7例, 光線過敏症型4例, その他5例であり, また原因薬剤としては, カルバマゼピン6例(播種状紅斑型および紅皮症型), アモキシシリン(播種状紅斑型および紅皮症型)およびアリルイソプロピルアセチル尿素(固定疹型)各5例が多かった。確実例のうち, 再投与試験施行例は68例中42例(61.8%)であり, 皮膚反応の陽性例は63例中34例(54.0%)であった。
Databáze: OpenAIRE