Cytoscreening method for intraoperative Douglas cavity lavage cytology

Autor: Yoshiya Tome, Eiichi Yoshikawa, Kimihiko Kawamura, Kimie Yamagishi, Kiyoaki Nomoto
Rok vydání: 1995
Předmět:
Zdroj: The Journal of the Japanese Society of Clinical Cytology. 34:562-567
ISSN: 1882-7233
0387-1193
DOI: 10.5795/jjscc.34.562
Popis: 胃癌術中ダグラス窩洗浄細胞診の迅速標本作製法および迅速で見落としの少ないサイトスクリーニング方法を検討した. 標本作製は, 遠心塗抹器, サクラオートスメアを用いて, 2700rpm, 1~2分問で面積15×15mm2に塗抹する方法が標本作製時間とサイトスクリーニング時間とをともに短縮して有効であった. サイトスクリーニング経験年数 (1~30年) の異なる5名が, べつべつに, 標本を判定した結果, 5名全員判定の一致した割合は, パパニコロー染色標本で69%, アルシアンブルー染色標本で83%, 間接法免疫染色BerEP4標本で82%, 間接法免疫染色CEA標本で84%であった. 5名中4名の判定の一致した割合は, パパニコ'ローで90%, アルシアンブルー, BerEP4で93%, CEAで95%であった. パパニコロー染色標本のみからの判定から生じた誤陽性, 誤陰性は他の染色標本を同時に観察し総合判断をした結果かなり防げた. 胃癌術中洗浄細胞診サイトスクリーニングはパパニコロー染色標本のダブルチェック, またはパパニコロー染色と細胞鑑別に有用な他の染色を加えて施行する必要がある.
Databáze: OpenAIRE